長男と二人で3月10日(土)の阪神対中日のオープン戦に行ってきました。
故星野仙一さんの追悼試合と銘打たれたこの試合、球場には半旗が掲げられ、阪神の選手のユニフォームは全員前も後ろも77番、中日の選手たちは前77、後ろ20番の特別仕様。試合開始前、終了後には星野さんの活躍をつづったVTRが放映されました。元星野中日ファンのDAD Anglerは感極まって涙ポロリ。闘将、鬼、怒る、その裏で本当に選手たちのことを思いやっていた方なんだろうなぁとあらためて感じさせてもらいました。
今回の観戦、長男にはちょっとだけ課題を。二人で内野自由席にるので親が食べ物や応援グッズを買いに行っている間、ひとりで席で待っていること。特に、本人もよくわかってはいるのですが、「ファウルボールには十分ご注意ください」です。もう一つはトイレにひとりでいってくること。外野ほどぎゅう詰めではないですが、めちゃくちゃ人がいる中でもちゃんともといた場所に戻ってくる練習。姿が見えなくなると正直親のほうが不安になりますが、そこはぐっと我慢して無事mission complete。長男への課題でもあり、親の自分への課題でもありました。その後ファウルボールが至近距離に着弾したりしましたが、長男は確実に目視で捕捉できていたようで「おー、きたきた!、あれなら取れそうな気がするわ」と頼もしいことを言ってくれました。(しかし硬球は甘く見たらあかんで・・・)
試合のほうは7回終わって1-2リードから8回桑原、9回マテオの必勝パターン・・・、が、9回表に打たれて同点。そのまま9回裏のサヨナラはなく引き分けにおわりました。ジェット風船がむなしくしぼみ、あ~マテオおぉぉ・・・という残念なところではあったものの、リリーフカーで登場するマテオ選手がスタンドからのファンの声援にこたえてコクリコクリと小さく会釈していく姿を観て、「おっ、なんかええやつやん」という印象をもらっただけでなんだか満足でした。選手を近くで見られるスタジアム観戦は本当にいいですね。テレビの中でプレーだけ見ているよりも選手からにじみ出る人としての魅力に気づけたりして、選手やチームをもっと好きになれる感じがします。
最近のコメント