共働きの両親は年度末の仕事に飲み込まれる時期ですが、上の子は小学生なので春休み。さすがにイベントなしというのもなんなので3月25、26日と家族で東京小旅行に出かけました。日曜の朝イチで伊丹から飛行機で東京へ入り、手始めに空港から直行バスでスカイツリーへ。
赤色が差していてぼわ~んと温かい東京タワーに比べ、クールなデザインと異様なデカさで昭和生まれのDAD Anglerはスカイツリーが好きになれなかったのですが、いざ訪れてみると、春らしい気候も手伝ってエリア全体とてもきれいさが際だち、家族でブラつくには実によい場所でした。
下からその高さをまじまじとながめ、いざ登ろうかというところで「60分待ち」の看板が・・・。家族全員「ほんならまぁええわ」ということで東武で浅草へ出て銀座線にもぐり込み上野動物園へ。パンダのことは考えもせず、あれやこれやと定番動物陣を見て回ろうとするもののやはり春の上野。桜と相まってなかなかの混雑。毛布をかぶったゴリラの後ろ姿とうろつくツキノワグマくらいしかまともに見えず、「天王寺動物園のほうがよく見えてええなぁ」と。そうこうしているうちに超早起きしたせいで上の子も下の子も「おんぶ!」、「だっこ!」に。まだ昼過ぎでしたが、汐留に取っているホテルに帰って休ませようということになり、上野公園池之端門から脱出。反対側の東京大学池之端門から本郷キャンパスへ。安田講堂や赤門、古めかしい建物群を見せて、「これが今でしょの林先生の東大やで」、「この建物大きな戦争の前からずっと使ってんねんで」などと教えつつ、子供を背負って抱えてしながら大江戸線本郷三丁目にどうにか到達しました。あとは汐留まで乗っていくだけ。夕方に一件だけ所用をこなし、あとはビジネス街汐留の静かな静かな日曜の夜を家族で過ごしました。
翌日、この日は飛行機はかなり埋まっていたので汐留から新橋まで歩き、東京駅から新幹線で出発。
のんびり景色を眺めながら新大阪へ戻ってきました。とんぼ返りながら子供には新学期の友達との春休み思い出話のネタひとつくらいは提供できたかなぁと。
大阪に来てからというものその良さがよくわかり、あえて東京に住む必要って本当にないな・・・とDAD Anglerは今思っています。今回のように東京へ行ってみて関西にはないような人混みに遭ったりすると改めてそう思うのですが、一方で今回のスカイツリーに始まって駅という駅、街という街を見ればどこもとてもきれいで、常に新しくなっていって、東京って本当によくできたすごい街だなと改めて思わされるところがあります。そんな東京に負けずに、大阪・関西にはもっともっと魅力を発信して、いい街になっていってほしいと願っています。このブログの小さな街歩きの記録もなにかしらそんなお役に立つようになれたら、と書きながらふと思いました。
最近のコメント